メニエール病治療法の問題点について

メニエール病には、いくつかの治療法が提唱されていますが、結果として有効性の明確でない治療法が存続する余地を残していることは事実です。
この様な問題を克服する手段として、日本やアメリカのめまいの学会では一定の治療効果判定基準を作って、メニエール病の治療がどの程度有効かを共通の土俵で比較できるように工夫しています。これは治療前後の一定期間(通常、半年から2年)のめまい発作の回数を比較するという単純なものですが、メニエール病の様に発作が必ずしも規則的でないことを充分考慮したもので、後述の抗ウイルス剤の効果なども他の治療法との比較という観点から、まずこのような基準に基づいた効果判定の報告が必要と考えます。

関連エントリー